2月 にんじんのケーキ

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子どもの食育と子どもレシピ


食べることは生きていくうえで一番基本的なことです。正しい食に関する知識と食に関する能力を身に着けることによって、子どもたちが元気に心豊かになりますよ。
季節に合った食材を使って、子どもがどこかの工程でお手伝いできるようなレシピと、食育に関する話題を毎月1回づつ連載いたします。
子どもと楽しみながら作ってみてはいかがですか?

2月 にんじんのケーキ
≪材料≫(4人分)
  • にんじん、たまご 2個
  • 小麦粉 100g、ベーキングパウダー 小さじ1
  • 砂糖 60g、サラダ油 30g
  • アレルギー:卵、小麦粉
≪作り方≫
    ※オーブンをあらかじめ、190℃に温めておきます。
  • 1.ボールに卵を割りいれ、砂糖を入れて混ぜ合わせる。
  • 2.サラダ油を少しずつ入れる。
  • 3.にんじんの皮をむいて、ボールの中にすりおろす。
  • 4.小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れる。
  • 5.180℃のオーブンで25~30分焼く(竹串を指して、生地がついてこなかったらOK)
今月の食材 にんじんの栄養
平成22年度の児童生徒の食生活実態調査で、子どもの嫌いな食べ物としてランクインしていたにんじん。にんじんはカロテンや、ビタミンA、カリウム、食物繊維が豊富な野菜です。カロテンやビタミンAには免疫力を活性化し、ウイルスの侵入を防いで風邪を予防してくれる効果がありますよ。ビタミンAは脂溶性のビタミンなので、油と一緒に調理すると、吸収がよくなります。にんじんは1/2本で一日に必要なビタミンAを摂取することができます。今回のレシピではおよそ一人分に20gのにんじんが入っているので、必要量(3~7歳の子どもの必要量)のおよそ半分を摂取することができますよ。
食育のおはなし 子どもの偏食と嗜好について
乳児から幼児への成長過程において、子どもは初めて目にする食べ物がいっぱいあります。食べたことのない食品について、拒否反応を示すことは誰にでもあることです。これを“新奇性恐怖”といいます。これには特に特別な働きかけをしなくとも、繰り返し食べる機会を与えてあげることで、次第に食べられるようになってきます。しかし、見るだけ、匂いを嗅いでみるだけでは、嗜好は獲得されません。何度も味わう経験が必要なのです。 『子どもがこの食品を嫌いで食べないから』といって、食卓に全く出さないというのは、子どもがその食品を食べられるようになる機会を減らしてしまうことにつながってしまいます。『この子はこれが嫌い』と思っている食品でも、繰り返し与えてみることが大切です。