9月 きのこ炊き込みごはん

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子どもの食育と子どもレシピ


食べることは生きていくうえで一番基本的なことです。正しい食に関する知識と食に関する能力を身に着けることによって、子どもたちが元気に心豊かになりますよ。
季節に合った食材を使って、子どもがどこかの工程でお手伝いできるようなレシピと、食育に関する話題を毎月1回づつ連載いたします。
子どもと楽しみながら作ってみてはいかがですか?

9月 きのこ炊き込みごはん
≪材料≫
  • お米 2合(300g)、鶏肉 100g
  • ぶなしめじ 50g、エリンギ 50g
  • 醤油 大さじ2、みりん 大さじ2
  • だしの素 小さじ2
  • いつも炊いている水加減よりも少なめの水で炊いてください。
  • 鶏肉は、今回はむね肉を使用しました。
  • アレルギー:小麦(醤油に含まれている場合があります)
≪作り方≫
  • 1.お米をといで、炊飯ジャーに入れ、水を加えて浸漬させておく。
  • 2.きのこ類は、石づきを切り、食べやすい大きさに切る。
  • 3.鶏肉も小さめの1口大に切る。
  • 4.きのこ類と鶏肉を、炊飯ジャーに入れる。
  • 5.調味料を入れる。
  • 6.炊飯し、炊き上がったらしゃもじで混ぜる。
  • 7.出来上がり♪
  • しめじやエリンギは、手でもちぎれるよ!お手伝いしてみよう♪
今月の食材 きのこ
一部のきのこの旬は春ですが、しめじ、しいたけ、まつたけなどの、多くのきのこの旬は秋なので、これからが一番おいしい季節です。きのこの注目したい成分は、食物繊維です。きのこの食物繊維は、寒天や海藻に含まれる水溶性食物繊維とは異なり、不溶性食物繊維といいます。不溶性食物繊維には、便秘を改善することの他に、よく噛まなければ呑み込めないという特徴があります。先月の記事でよく噛むことのメリットはお話ししましたね。また、乾燥きのこになるとビタミンDが、生のきのこのおよそ9倍と、豊富に含まれるようになります。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨の代謝に関わる重要な栄養素です。
旬の食材のいいところを、是非取り入れてみてくださいね。
食育のお話 お米をたべよう
収穫の秋、実りの秋です。夏の間におひさまの光を浴びて、栄養をたっぷり蓄えた食べ物が、たくさん収穫される季節ですね。お米も秋に収穫される食べ物の1つですが、みなさん毎日どのくらい食べておられますか。実は、和食の中心地である京都市が、日本一パンを食べていることや、お米の消費額がパンの消費額を下回るなど、日本人の米離れが深刻化しています。今回は、それぞれの食材が合う料理に注目し、お米のよさについて説明します。
パンに合う料理は、バターやお肉を使った洋食で、カロリーや脂質が高くなりがちです。また、一方お米に合う料理は、魚や野菜を使った和食であるため、低カロリーかつ低脂質な食事になりますね。野菜料理が多い和食は、ビタミンやミネラルも摂取することができます。また、ごはんは和・洋・中のどんな料理にでもあいますが、パンは料理を選びます。
このようにお米はそのものの栄養価が優れているだけではなく、お米を中心とした食事にすると、栄養価のバランスがとりやすい食べ物です。