夫婦の仲が悪い場合、子供に与えてしまう影響とは

かわいいイラスト付きの名前シールから防水の実用的な名前シールまで豊富に取り揃えております。

夫婦の仲が悪い場合、子供に与えてしまう影響とは

お名前シールのNAD ホーム > コラム > 夫婦の仲が悪い場合、子供に与えてしまう影響とは
column-image28

子供たちにとってパパやママというのは「一番小さな社会」で、パパやママの生き方を通して社会への関わり方、人との接し方を学んでいきます。そのため、夫婦仲が悪く普段から喧嘩の絶えない家庭で生活をしていると、子供の心は大人が思った以上のダメージを受けてしまっている場合もあるのです。今回は、夫婦仲が悪いことで子どもに与えてしまう影響について詳しく解説していきます。

夫婦の仲が悪いことで子供に与えてしまう影響って?

家庭環境というのは子供たちの成長に大きく影響します。「子は親の背中を見て育つ」と言われているように、まだ社会との関わりが少ない子供たちにとって両親は「社会」そのものです。夫が妻に対して投げかける言葉や、妻の夫に対する態度を見て子供は人との関わり方を学んでいます。 では、夫婦が不仲だった場合子供たちにどのような影響があるのでしょうか?

自己肯定感が低く、消極的になることも
「両親の仲が悪いのは自分のせいだ」と子供が感じてしまうことで自分のことを大切に思えなくなってしまったり、消極的になってしまったりするケースがあります。
問題行動が多くなることも
子供にとって家庭というのは本来、最も心安らぐ場所であるべきです。それが、夫婦仲が悪く怒鳴り合いの喧嘩が絶えない環境で育った場合、子供は常に緊張状態に置かれ心を休ませることができません。 その結果、情緒不安定になってしまったり、学校など家庭外で問題行動を起こしたりしてしまうケースも考えられます。
結婚に対して後ろ向きになってしまうことも
両親がいつも喧嘩ばかりして罵り合う様子を見ている子供が、結婚に対して良いイメージを持てなくてもおかしくありません。すると、「自分が結婚したとしても両親と同じようになってしまうだろう」と考え、結婚に対して消極的になってしまう可能性があります。

精神的に不安定な子供に見られる態度や症状とは?

両親の不仲が原因で子供が何らかのストレスを抱えていた場合、実は子供はさまざまな形でSOSを発しています。例えば、風邪などをひいているわけでもないのに腹痛や頭痛を訴えるといった身体的な問題として表面化することもあれば、パパやママから離れることを極端に嫌がり、幼稚園や学校へ行きたがらないケースも珍しくありません。 深刻な場合には、子供の鬱病やチック症、そして拒食症などの摂食障害を発症してしまう可能性もゼロではありません。

子供は大人が思っている以上に両親の関係に対して敏感です。たかが夫婦喧嘩だと思っていても、気がつかないうちに子供がストレスを溜め込んでいることもあるので注意が必要です。

子供を不安にさせないために、パパやママにできること

子供を不安にさせないためには、やはり夫婦仲が良好であることが理想的です。とはいえ、一緒に生活をしている中で考え方の違いから意見がぶつかることもあるでしょう。やむを得ず喧嘩になってしまった場合は、「子供に八つ当たりをしない」、「子供を自分の味方につけようとしない」、「相手の悪口を子供に言わない」という点を肝に命じて置くことが大切です。

また、子供の前で喧嘩を始めてしまったのであれば、仲直りをするところもしっかりと見せてあげて子供を安心させてあげるようにしましょう。意見がぶつかり合っても、夫婦がお互いに歩み寄り良い方向に解決できれば、より仲の良い家族になれるのではないでしょうか。

夫婦が喧嘩をすると、上述したようにたくさんの影響を子供に与えます。子供にとって、家庭がいつでも心安らげる場所であるためにも、できるだけ夫婦仲のいい家庭作りを意識しましょう。