大人の顔色をうかがう子供 子供の心を見ようとしない大人

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ひよこ先生の子育てアドバイス


子育ては知らないことや新しい発見の毎日ですね。子どもを育てることに一生懸命だと思いますが、
ここでお父さん、お母さんとして、育っているか気になりませんか?
子育ての現場から見たコラムを不定期でアップしていきますので御覧ください。

著者プロフィール
社会福祉法人 清水地域福祉奉仕会 ひよこ第3保育園 園長 清水淳一郎

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子供の心が危ないです。大人の機嫌や顔色をうかがってばかりいる子供がいます。

これは将来大変なことに繋がります。自分の意志で物事を決めることが出来なくなってしまう可能性があります。更に、自分という存在に自信が持てなくなり、殻に閉じこもってしまうかもしれません。

実はタイトルにある大人は昔からいました。しかし、昔は地域での繋がりがあり子供をサポートする人がいたり、逃げ出し子供自身で解決できる安全な場所があり、大きな問題にはなりませんでした。
しかし、現在は違います。繋がりはほぼ失われ、子供が一人で外にいるという事が出来なくなりました。

では、どうしたらよいか。
・子供が出来ること、考えれば自分で解決できることは大人が手を出さない。
『トイレに行ってきていい?』ではなく、『トイレに行ってきます』という様に子供が考えて行動出来る様にする。子供同士のケンカは、子供で解決させる。
→見守るという事。子供に何かあった時に『自分で考えてごらん』と投げかけて下さい。
・機嫌や感情だけで、怒らない。
虫の居所が悪くても、それを抑える。それが大人です。
→一呼吸置いてから話す。水を飲む。その場所から離れて、見なかったことにする。

『見なかったことにする』が、出来れば子育てのプロです。子供だって、失敗は見てほしくない時もあります。そこを注意するのではなく、見なかったことにして子供自身で解決出来る様にしてあげて下さい。

考える子になれば、後々の子育てが楽になります。
お手伝いをしてくれたり、自分から勉強したり、スポーツなども自分で努力するようになります。
子育て頑張って下さい。私達も応援しています。