11月 りんごのごま和え

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子どもの食育と子どもレシピ


食べることは生きていくうえで一番基本的なことです。正しい食に関する知識と食に関する能力を身に着けることによって、子どもたちが元気に心豊かになりますよ。
季節に合った食材を使って、子どもがどこかの工程でお手伝いできるようなレシピと、食育に関する話題を毎月1回づつ連載いたします。
子どもと楽しみながら作ってみてはいかがですか?

11月 りんごのごま和え
≪材料≫(5人分)
  • りんご 一個、白ゴマ 大さじ2
  • 砂糖 小さじ1、塩 小さじ1/6
  • アレルギー:ごま
≪作り方≫
  • 1.りんごを薄くスライスする。
  • 2.スライスしたりんごを細切りにする。
  • 3.ごまをあたる
     (ごまをすることを、ごまをあたるというよ!)。
  • 4.調味料を加える。
  • 5.りんごを加えて和える。
今月の食材 りんごの栄養
りんごは食物繊維が豊富なので、お腹の働きを整えます。りんごなどの果物に含まれる果糖やブドウ糖は、吸収が早いので運動後などのエネルギー補給にも最適です。水分やミネラル、ビタミンも豊富なので子どものおやつにぴったりです。またりんごのアップルフェロンという成分は、歯に虫歯菌がつきにくくしてくれるもので、虫歯を予防する効果があります。
大人では一日に200gの果物を摂取することが推奨されています。子どもでも(小学生から)200g摂取することが推奨されています(厚生労働省&農林水産省、食事バランスガイドより)。200gはりんごだと、一個分です。一個まるまる、一回に食べるのは難しいですが、今月のレシピのようにおかずとして食事に取り入れてもいいですね。
食育と栄養のおはなし お手伝いと道徳観・正義感とのかかわり
大人を対象とした調査により、子どものころに体験活動を豊富にしていた人の方が、『バスで席をゆずる』や『他人が悪いことをしていたら、やめさせる』等の道徳観や正義感が身についていたという報告があります。家事手伝いは、体験活動の一つであり、身近で毎日できる生活体験です。また、子どものできることを増やしてあげることは、子どもの自尊心を育むことにつながります。さらに、食事に関するお手伝いをすることで、好き嫌いを克服しようとする心をもつ傾向があることもわかっています。
 一緒に野菜を買いにいって、本物の形を見せることや、今回のレシピにあるようなごまの香りは、どうやったら香るようになるのか、という発見も大切です。