12月 かぶの豆乳スープ

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子どもの食育と子どもレシピ


食べることは生きていくうえで一番基本的なことです。正しい食に関する知識と食に関する能力を身に着けることによって、子どもたちが元気に心豊かになりますよ。
季節に合った食材を使って、子どもがどこかの工程でお手伝いできるようなレシピと、食育に関する話題を毎月1回づつ連載いたします。
子どもと楽しみながら作ってみてはいかがですか?

12月 かぶの豆乳スープ
≪材料≫(5人分)
  • かぶ 4個(葉も使います!きれいなものを選びましょう)
  • にんじん 5cm程、たまねぎ 1/2個
  • ベーコン 60g(ハーフベーコン 3枚)
  • 豆乳 700ml、コンソメ顆粒 小さじ3(大さじ1)
  • 塩 小さじ1/2、こしょう 少々
  • 冷凍パイシート 2枚半
≪作り方≫
  • 1.冷凍パイシートは、解凍しておく。オーブンは、210℃に温めておく。
  • 2.かぶは根の部分はサイコロ状に。葉の部分は3cmほどの幅に切る。
  • 3.たまねぎはみじん切りにする。
  • 4.にんじんは5mm幅くらいの薄切りにし、クッキーの型で抜く。残りは刻んでスープにいれてもOK。
  • 5.ベーコンも食べやすい大きさにきる。
  • 6.材料を鍋に入れ、豆乳を入れて温める。
  • 7.コンソメ、塩、こしょうで味をつける。
  • 8.冷凍パイシートを半分に切り、器にかぶさるような大きさに伸ばす。(麺棒をつかってみよう!)
  • 9.器にスープを入れ、パイシートを器にかぶせる。
  • 10.オーブンにいれて210℃で15分ほど焼く。
    取り出すときは、とっても熱いので気を付けてね!
今月の食材 かぶの栄養
かぶは冬に旬を迎える野菜です。冬が旬の食べ物は、身体を温めてくれます。かぶは、葉っぱの部分も食べることが出来ます。いつも食べている根の部分は、淡色野菜に分類され風邪のウイルスから体を守るビタミンCが豊富です。葉の部分は緑黄色野菜に分類され、βカロテンが豊富です。βカロテンは体の中で、ビタミンAに変換される栄養素で、目の健康や成長のためには必要な栄養素です。
食育のおはなし 孤食と子どもの嗜好
子どもの嗜好(好き嫌い、食べ物への好み)に、保護者が与える影響は大きいと言われています。保護者に飲酒習慣や喫煙のない子どもが、保護者に飲酒習慣や喫煙のある子どもよりも、好きな食べ物が多いという報告があります。それには、両親が晩酌をするために、子どもに“孤食”をさせていることが背景にある可能性があります。“孤食”とは、文字通り、一人で食事をすることで、特に食事の時に寂しい思いをするような孤独な食事のことを言います。一人で食べるよりも、家族みんなで食べた方が、子どもはたくさんの量を食べます。料理の味もおいしく感じ、好きな食べ物が増えるのです。
乳幼児期の豊かな食生活は、子どものその後の食生活形成に大きな影響を与えます。できるだけ一緒に食べる“共食”をし、食事の楽しい雰囲気作りを心がけるようにしたいですね。