6月 水無月

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子どもの食育と子どもレシピ


食べることは生きていくうえで一番基本的なことです。正しい食に関する知識と食に関する能力を身に着けることによって、子どもたちが元気に心豊かになりますよ。
季節に合った食材を使って、子どもがどこかの工程でお手伝いできるようなレシピと、食育に関する話題を毎月1回づつ連載いたします。
子どもと楽しみながら作ってみてはいかがですか?

6月 水無月
≪材料≫
  • 小麦粉 60g、白玉粉 30g
  • 砂糖 90g
  • 甘納豆(アソートタイプの個袋を6~9袋使用)
  • 水 300ml
  • アレルギー:小麦粉
≪作り方≫
  • 1.ボールに小麦粉、白玉粉、砂糖を入れ、ダマにならないように2~3回に分けて水を加え、混ぜる。
  • 2.ざるなどで①をこす。こした液を1/10ほど残し、タッパーに流し入れる。
  • 3.軽く蓋をし、電子レンジで加熱する。(600w、5分)
  • 4.甘納豆をまんべんなく敷き詰める。残しておいた①を入れる。
  • 5.電子レンジで再び加熱する。(600w、2分)
  • 6.残りの②を全体にかける。
  • 7.常温で冷まして、出来上がり♪
  • 電子レンジを使うので、簡単にできます♪
  • 甘納豆を敷き詰めるとき、やけどに気を付けてね。
今月の食材 小豆
6月は水無月ともいい、丁度一年の折り返し地点です。今月紹介した“水無月”は6月30日に食べるお菓子で、残り半年も元気で過ごせますように、という願いを込めて食べます。上に乗せた小豆には、魔除けの力があるとされています。小豆は豆類の中でも、良質のたんぱく質と豊富な炭水化物を含んでいます。また、食べたものをエネルギーに変えるのに必要なビタミンB群や、むくみを防止するカリウム、不足しがちなカルシウムや食物繊維も豊富に含んでいます。脂質もほとんど含んでいないので、小豆のお菓子は洋菓子に比べて太りにくく、満腹感や満足感を得やすいと考えられます。小豆を使ったおやつを上手に取り入れ、食事だけでは不足しがちな栄養素をうまく補給しましょう。
食育のお話 6月は食育月間です
6月は食育月間、毎月19日は食育の日です。食育は明治時代に生まれた言葉で、知育(勉強すること)、徳育(道徳的なこと)、体育の基礎となるもとであるとされてきました。食べることは、生きることに直接つながり、食育は子どもの生きる力を育みます。例えば、食事を食べるときの『いただきます』、『ごちそうさま』をきちんと言うことも食育につながります。そして、その言葉の意味を子どもに伝えてあげましょう。ご飯を作ってくれた方や育ててくれた方に対する感謝はもちろん、それまで生きていたお魚や牛や豚などの動物、お米などの植物の命をいただくことに対する感謝の言葉なのです。他にも、家族みんなで楽しく食事をすることや、3食きちんと食べること、お手伝いをすることも、ちゃんと子どもへの食育につながっていますよ。